光回線店長
当サイトはアフィリエイト広告(A8.net)を利用しています。紹介する回線・窓口は選定基準に沿って決めています。

光回線の勧誘電話がしつこいときの対処|断り方と、契約してしまったときの解除方法

更新:2026年10月22日書いた人:光回線店長

引っ越しをすると、ネット回線の勧誘電話がかかってくることがよくあります。「NTTの者ですが」「今の料金が安くなります」「手続きが必要です」。慌ただしい時期に、こうした電話でその場で契約してしまう人は少なくありません。店長も、引っ越しのたびにこうした電話を受けてきました。この記事では、勧誘電話の見分け方と、角を立てずに断る方法、そして契約してしまったときの解除方法を説明します。

結論:電話ではその場で決めない。「書面で送ってください」で切る

光回線の勧誘電話への対処は、この一言に尽きます。

「今は決められないので、内容を書面かメールで送ってください。こちらで検討して、必要ならこちらから連絡します」

勧誘電話の目的は、その場で契約を決めさせることです。書面で検討すると言われると、多くの勧誘はそこで終わります。本当に良い条件なら、書面で確認してから自分で申し込んでも遅くはありません。

なぜ引っ越すと勧誘電話がかかってくるのか

引っ越しの後や、光回線の開通の後に勧誘電話が増えるのには、理由があります。

  • 引っ越しで新しく回線を契約したり、移転したりすると、その情報をもとに営業の対象になることがある
  • 新しい住所の固定電話の番号が、電話帳や名簿に載ることがある
  • マンションの入居時期は、まとめて営業の対象になりやすい

特に、光回線の電話サービス(ひかり電話)で新しい固定電話の番号を持つと、その番号に勧誘電話がかかってくるようになりがちです。

よくある勧誘のパターン

勧誘電話には、いくつかの典型的なパターンがあります。

よくある言い方 実際によくあること
「NTTの者ですが」「NTTから委託を受けています」 NTT本体ではなく、光コラボの代理店のことが多い
「今の料金が安くなります」 光コラボへの乗り換えの勧誘。オプション込みだと高くなることも
「回線の切り替えの手続きが必要です」 本当は必要ない手続きを、必要なように言う
「工事は不要で、手続きだけです」 事業者変更(転用)の勧誘。手続きが簡単なぶん、気づかずに契約が変わる
「プロバイダの料金がなくなります」 一体型のサービスへの乗り換え。総額で比べないとわからない

一番気をつけたいのは、「NTTの者です」と名乗るパターンです。光コラボの代理店がNTTと名乗る、または誤解されるような言い方をするケースがあります。電話の相手の会社名、担当者名、電話番号を必ず確認してください。

店長メモ 店長は、情報を求めて光回線の代理店に電話をしたつもりが、担当者の回答が間違っていて、逆にこちらが説明する羽目になったことが何度もあります。代理店の電話の説明は、そのまま信じないほうが安全です。

角を立てずに断る方法

勧誘電話を断るのが苦手な人も多いと思います。次の順番で話すと、角を立てずに断れます。

  1. 相手の会社名と担当者名を聞く:「念のため、会社名とお名前、折り返しの電話番号を教えてください」
  2. その場で決めないことを伝える:「家族と相談して決めるので、今日は決められません」
  3. 書面を求める:「内容を書面かメールで送ってください」
  4. 今後の電話を断る:「今後の勧誘のお電話は不要です」

4つ目は大事です。電気通信事業法では、利用者が契約しない意思を示したあとに勧誘を続けることや、再び勧誘することは禁止されています。「勧誘の電話は不要です」とはっきり伝えておくと、同じ会社からの再勧誘を防げます。

それでもしつこく電話がかかってくる場合は、会社名と日時をメモしておき、消費生活センター(消費者ホットライン「188」)に相談してください。

電話で絶対に言ってはいけないこと

勧誘電話で、次の情報は絶対に伝えないでください。

  • 今の光回線の契約者のID、パスワード
  • 転用承諾番号、事業者変更承諾番号
  • クレジットカードや銀行口座の番号
  • 「はい」「お願いします」などの、同意と受け取られる言葉

特に、承諾番号を伝えると、その場で乗り換えの手続きを進められてしまうことがあります。承諾番号は、自分で選んだ乗り換え先に、自分で申し込むときにだけ使うものです。

契約してしまったときの解除方法

電話でうっかり契約してしまっても、あわてる必要はありません。光回線には「初期契約解除制度」があります。

初期契約解除制度

光回線などの通信サービスは、契約書面を受け取った日から8日以内なら、書面で通知することで、契約を解除できます。これを初期契約解除制度といいます。

項目 内容
期限 契約書面を受け取った日から8日以内
方法 書面(はがきなど)で通知する。窓口によってはWebや電話でも受け付け
違約金 かからない
かかることがある費用 工事費(工事が終わっている場合)、事務手数料など

8日以内に、契約書面に書かれている解除の連絡先に、はがきなどで「契約を解除します」と通知します。はがきの両面のコピーを取っておくと、あとで証明になります。

事業者変更(転用)をされてしまった場合

勧誘電話で事業者変更(転用)の手続きをされてしまった場合も、初期契約解除制度の対象です。8日以内なら解除できます。ただし、元の回線に戻すには、元の回線の会社への再申込が必要になることがあります。元の回線の会社と、解除する会社の両方に相談してください。

困ったときは、消費生活センター(消費者ホットライン「188」)に相談すると、手続きの進め方を教えてもらえます。

勧誘の電話を減らす方法

勧誘電話そのものを減らす方法もあります。

  1. 固定電話を持たない:家族全員がスマホなら、固定電話の番号自体が不要なことも多い。ただし、セット割の条件になっている場合は残す
  2. 固定電話を電話帳に載せない:ひかり電話などは、電話帳への掲載を断れる
  3. ナンバーディスプレイと迷惑電話のブロックを使う:知らない番号には出ない
  4. 留守番電話に設定しておく:本当に必要な連絡なら、メッセージが残る

固定電話の要否は光回線のオプションは本当に必要かでも説明しています。

勧誘電話で言われがちなことと、本当のところ

勧誘電話では、もっともらしい言い方で契約を急がせることがあります。よくある言い方と、本当のところを整理しておきます。

「今月中に手続きしないと、料金が上がります」

料金の改定があるのは事実の場合もありますが、今月中にその会社と契約しないと損をする、ということはまずありません。改定の情報は、今使っている回線の会社から、書面やメールで案内が届きます。

「この地域の回線が切り替わるので、手続きが必要です」

回線の設備の切り替えで、利用者が別の会社と契約し直す必要が出ることは、通常ありません。必要な手続きがあれば、今の回線の会社から直接案内があります。

「工事も費用もかからず、今より安くなります」

事業者変更なら工事はいりませんが、事務手数料はかかります。また、月額が安くなっても、オプションが付いて総額では高くなることや、セット割が外れて家族のスマホ代が上がることもあります。必ず家族の通信費の総額で比べてください。

「今の契約は古いプランなので、損をしています」

古いプランが割高なことはありますが、それを解決するのは、勧誘してきた会社とは限りません。今の回線の会社に、新しいプランへの変更ができないか問い合わせてみましょう。

どの言い方でも、大事なのは「その場で決めない」ことです。一度電話を切って、自分で調べる時間を作れば、ほとんどのトラブルは防げます。

本当に乗り換えたいときは、自分で選んで自分で申し込む

勧誘電話をきっかけに、今の回線を見直したくなることもあると思います。それ自体は悪いことではありません。大事なのは、電話の相手に任せるのではなく、自分で選んで自分で申し込むことです。

  1. 今の回線の契約内容を確認する
  2. 家族のスマホのセット割と、建物の設備から、乗り換え先を選ぶ
  3. Webの窓口で、条件を確認して申し込む

乗り換えの手順は乗り換えで損しない手順、窓口の選び方は申込窓口の選び方にまとめています。自分に合う回線を手早く知りたいなら、光速シミュレーターを使ってみてください。

よくある質問

Q. 電話の相手が本当にNTTかどうか、確かめる方法はありますか?

会社名、担当者名、電話番号を聞き、いったん電話を切ってから、NTTの公式サイトに載っている問い合わせ先に確認するのが確実です。

Q. 家族の高齢の親が、勧誘電話で契約してしまいました。

初期契約解除制度の8日以内なら、書面で解除できます。期限を過ぎていても、勧誘の方法に問題があった場合は解除できることがあります。消費生活センター(188)に相談してください。

Q. 勧誘の電話で、今の回線の契約者の名前や住所を聞かれました。

答える必要はありません。正規の会社であっても、勧誘の電話で個人情報を確認する必要はほとんどありません。「お答えできません」と伝えて、電話を切ってかまいません。

Q. 勧誘の電話の内容が、実際にお得そうでした。

その場合も、いったん電話を切り、同じ回線を自分でWebの窓口から申し込む場合の条件と比べてください。電話の代理店より、Webの窓口のほうが特典が良いことはよくあります。

Q. 訪問の勧誘もあります。

訪問の勧誘も、電話と同じく、その場で決めないことが大事です。名刺と資料を受け取り、「家族と相談します」と伝えて帰ってもらいましょう。訪問販売での契約も、初期契約解除制度の対象です。

まとめ

  • 勧誘電話では、その場で決めない。「書面で送ってください」で切る
  • 「NTTの者です」と名乗る代理店に注意。会社名、担当者名、電話番号を確認
  • 承諾番号、ID、口座番号は絶対に伝えない
  • 「今後の勧誘は不要です」と伝えると、再勧誘を防げる
  • 契約してしまっても、書面を受け取って8日以内なら初期契約解除できる
  • 困ったら消費者ホットライン「188」に相談する
  • 本当に乗り換えたいなら、Webで条件を比べて自分で申し込む
光速シミュレーター

家族のスマホは、どこが多い?

タップするとシミュレーターへ。キャッシュバックまで含めて、年間いくら下がるかを計算します。

出典・参考
シミュレーター