光回線店長
当サイトはアフィリエイト広告(A8.net)を利用しています。紹介する回線・窓口は選定基準に沿って決めています。

ホームルーターの結論|マンション家族が選ぶならスマホのキャリアで決める

更新:2026年10月22日書いた人:光回線店長

店長が最初に1人暮らしで契約したネット回線はホームルーターでした。そして、速度が遅すぎて解約し、5万円の解約費用を払いました。だからこそ言えるのは、ホームルーターは「向いている人」がはっきりした道具だということです。この記事では、マンション家族がホームルーターを選んでいい条件と、選ぶならどれかを説明します。

ホームルーター(WiMAX / ドコモ home 5G / ソフトバンク系)
2026年10月時点の公表情報
月額約4,000〜5,300円(ドコモ home 5Gは5,280円)
セット割au・UQ(WiMAX)/ ドコモ(home 5G)/ ソフトバンク・ワイモバイル(Air系)
速度実測平均は下り約170〜230Mbps。夜や電波状況で変わる
契約期間縛りなしの窓口が多い(端末の分割残債に注意)
特典窓口により現金キャッシュバックや違約金還元あり
窓口GMOとくとくBB ホームWi-Fi / ドコモ / モバレコAir など
向いている人2年以内に引っ越す / 工事ができない・待てない
向いていない人家族4人で同時に動画・ゲーム・テレワークをする
※A8リンク未設定のため公式サイトに移動します

結論:2年以内に引っ越すか、工事ができないならホームルーター

ホームルーターは、スマホと同じモバイル回線(4G・5G)を使って家のWi-Fiを作る機器です。届いたらコンセントに挿すだけで使え、工事はいりません。

光回線と比べたときの長所と短所は、はっきりしています。

比べる点 ホームルーター 光回線
工事 不要。届いた日から使える 必要(建物によって1日〜2か月)
引っ越し 住所変更の手続きだけで持っていける 解約・移転の手続きと工事が必要
速度 実測平均は下り約170〜230Mbps 実測平均は下り数百Mbps
安定性 電波状況・時間帯・壁で変わる 安定している
家族の同時利用 苦手 得意

ホームルーターを選んでいいのは、次のどちらかに当てはまる家族です。

  1. 2年以内に引っ越す予定がある(転勤、住み替え、建て替え待ちなど)
  2. 建物の事情で光回線の工事ができない、または開通まで待てない

逆に、2年以上住む予定があり、家族が同時に動画やオンライン会議、ゲームをするなら、光回線を選んだほうが満足度は高くなります。どちらにするか迷っている場合は、先に1〜2年で引っ越すならホームルーターか光回線かを読んでください。

選び方は「家族のスマホ」で決まる

ホームルーターは大きく4種類です。それぞれ使う回線が違い、スマホのセット割の対象も違います。

種類 使う回線 セット割の対象 実測平均(下り)
WiMAX(とくとくBBホームWi-Fiなど) au au・UQモバイル 約228Mbps
ドコモ home 5G ドコモ ドコモ 約207Mbps
ソフトバンク系(ソフトバンクエアー、モバレコAir) ソフトバンク ソフトバンク・ワイモバイル 約167Mbps
Rakuten Turbo 楽天モバイル なし 約85Mbps

実測平均は、2026年7月時点の利用者の測定データを集計したものです。

光回線と同じく、家族のスマホと同じ会社の回線を選ぶと、セット割で毎月の負担が下がります。

  • au・UQモバイルの家族 → WiMAX
  • ドコモの家族 → ドコモ home 5G
  • ソフトバンク・ワイモバイルの家族 → ソフトバンクエアーかモバレコAir
  • 格安SIMやバラバラの家族 → 縛りのないWiMAX

もう1つ大事なのが電波です。ホームルーターは、建物の中でその会社の電波がどれだけ入るかで速度が決まります。今使っているスマホの電波が家の中で強い会社を選ぶと、失敗が少なくなります。家の中でスマホの電波が弱い会社のホームルーターを選ぶのは避けましょう。

月額は「実質」で比べる。端末代に注意

ホームルーターの料金は、光回線よりも複雑です。月額の割引が期間で変わったり、端末代を36回などの分割で払っていたりするからです。

2026年5月の調査では、ホームルーターを使っている人の55.4%が「月額の細かい内訳までは理解していなかった」と答えています。キャッシュバックの条件や端末の残りの支払いを詳しく把握していない人も、それぞれ5割を超えていました。

比べるときは、次の項目をすべて足して2年(または3年)の総額を出してください。

  1. 月額料金(割引期間が終わったあとの料金も)
  2. 端末代(分割の場合は回数と、途中解約時の残り)
  3. 事務手数料(3,300円が多い)
  4. キャッシュバックや割引の合計(受取条件つき)
  5. セット割で下がるスマホ代

特に注意したいのは、端末代の分割が残っている途中で解約すると、残りを一括で払うことです。月額の割引で端末代を相殺する設計の場合、割引も止まります。「縛りなし」と書かれていても、端末代の残債が実質的な縛りになっているケースがあるので気をつけてください。

ドコモ home 5Gの月額は5,280円で、ドコモのスマホとのセット割が使えます。WiMAXやソフトバンク系は、窓口ごとの割引やキャッシュバックで実質月額が大きく変わります。

家族で使うときの限界

店長は、ホームルーターとモバイルWi-Fiを合わせて6つの回線を実際に契約して、速度を測ってきました。その経験から言えるのは、ホームルーターは1人で使うなら十分、家族4人が同時に使うと厳しい場面が出るということです。

ホームルーターの速度は、次のような条件で大きく変わります。

  • 時間帯:夜や休日は、周りのスマホ利用者と回線を分け合うので遅くなりやすい
  • 置き場所:窓際と部屋の奥で、速度が数倍違うこともある
  • 建物:鉄筋コンクリートのマンションは電波が入りにくい部屋がある
  • 同時接続:家族の端末が増えるほど、1台あたりの速度は下がる

家族4人の使い方で考えると、動画を2本同時に見る程度なら問題ないことが多いです。ただ、オンライン会議と動画とゲームのダウンロードが重なる夜は、カクついたり止まったりすることがあります。

店長メモ欄:店長が契約したホームルーター(BroadWiMAX、UQ WiMAX、SoftBank Air、モバレコエア)の実測値。時間帯別に入れる

店長メモ 最初のホームルーターは、とにかく遅くて使い物になりませんでした。今振り返ると、申し込む前に部屋の電波を確かめておくべきでした。窓際と部屋の奥で、スマホのスピードテストをしてみてください。スマホで遅い場所は、ホームルーターでも遅くなりがちです。

置き場所で速度は大きく変わる

ホームルーターは、置く場所ひとつで体感が大きく変わります。電波を受け取る側の機器なので、外からの電波が入りやすい場所に置くのが基本です。

  1. 窓の近くに置く:マンションでは、電波は窓から入ってきます。窓際に置くだけで速度が倍以上になることもあります
  2. 床ではなく、腰より高い位置に置く:棚の上など、周りに物が少ない場所が向いています
  3. 電子レンジや水槽から離す:電子レンジはWi-Fiと同じ周波数帯を使うため、干渉します。水は電波を吸収します
  4. 家の真ん中と窓際の両方で試す:窓際は外からの電波には強いですが、家の奥の部屋にWi-Fiが届きにくくなります。家族がよく使う部屋とのバランスで決めましょう
  5. 5Gの電波状況を表示で確認する:多くの機種は、本体のランプやアプリで電波の強さを確認できます

マンションの高層階は、周りに遮るものが少なく電波が入りやすい一方、基地局との距離や角度で入りにくい部屋もあります。低層階は周りの建物に遮られやすい傾向があります。置き場所を何か所か試し、スピードテストの結果をメモしておくと、いちばん良い場所が見つかります。

家族のケース別:ホームルーターで足りるか

家族の使い方 ホームルーターで足りるか
動画、SNS、ウェブ閲覧が中心 足りることが多い
夜に家族2〜3人が同時に動画を見る 電波が良ければ足りる
在宅勤務でオンライン会議が毎日ある 時間帯によっては不安。有線の光回線が安心
対戦型のオンラインゲームをする 応答速度の面で不利
大容量のファイルやゲームを頻繁にダウンロードする 時間がかかる。光回線が向いている

在宅勤務やゲームが中心の家族で、それでも2年以内に引っ越す予定がある場合は、引っ越し先で光回線を引くまでのつなぎとして使い、新居で光回線に切り替えるのも1つの方法です。

契約前に確認したい「お試し」と「乗り換え補助」

ホームルーターは、置いてみないと速度がわからない道具です。窓口によっては、一定期間内なら解約しても費用がかからない「お試し」や、満足できなかったときに光回線へ無料で切り替えられる仕組みを用意しています。

また、他社のネット回線から乗り換える場合は、前の回線の違約金や撤去費用を還元してくれる窓口もあります。

確認したいこと なぜ大事か
お試し期間や初期契約解除の条件 電波が合わなかったときに損をしないため
端末代の残債の扱い 途中解約したときの負担を知るため
光回線への乗り換え特典 将来、光回線が引ける家に移ったときのため
キャッシュバックの受取時期 早期に解約するともらえない設計が多いため

引っ越しのときの手続き

ホームルーターの一番の強みは、引っ越しが簡単なことです。

  1. 住所変更の手続きをする:契約した会社のWebや電話で。登録住所以外で使うと規約違反になるサービスがある
  2. 新しい家の電波を確認する:スマホのスピードテストで
  3. 新居でコンセントに挿す:設定はそのまま使えることが多い

引っ越しが決まったときのネットの段取り全体は引っ越しのネット回線の手続きにまとめています。

よくある質問

Q. ホームルーターを外に持ち出して使えますか?

ホームルーターは登録した住所で使う前提のサービスがほとんどです。外で使いたいなら、ポケット型のモバイルWi-Fiを選んでください。

Q. オンラインゲームはできますか?

できますが、応答速度(Ping)が光回線より大きくなりやすく、対戦ゲームでは不利になることがあります。ゲームを本格的にするなら光回線がおすすめです。

Q. auひかりプラスとホームルーターは何が違いますか?

auひかりプラスは、光回線を引いたうえで、開通前と障害時だけ5Gを使うサービスです。ホームルーターは光回線を引かず、ずっとモバイル回線で使います。詳しくはauひかりプラスの記事をどうぞ。

Q. データ通信量の制限はありますか?

主要なホームルーターは「データ容量無制限」をうたっていますが、短期間に大量の通信をすると、混雑時に速度を制限することがあると規約に書かれているサービスが多いです。家族で毎日大容量のダウンロードをする使い方には向いていません。

まとめ

  • 2年以内に引っ越すか、工事ができない家族はホームルーター
  • 選び方は家族のスマホのキャリアと、家の中の電波の強さで決める
  • 端末代の残債が実質的な縛りになる。総額で比べる
  • 家族4人の同時利用では、夜に厳しい場面がある
  • お試し期間や乗り換え補助がある窓口を選ぶと失敗しにくい
ホームルーター(WiMAX / ドコモ home 5G / ソフトバンク系)
2026年10月時点の公表情報
月額約4,000〜5,300円(ドコモ home 5Gは5,280円)
セット割au・UQ(WiMAX)/ ドコモ(home 5G)/ ソフトバンク・ワイモバイル(Air系)
速度実測平均は下り約170〜230Mbps。夜や電波状況で変わる
契約期間縛りなしの窓口が多い(端末の分割残債に注意)
特典窓口により現金キャッシュバックや違約金還元あり
窓口GMOとくとくBB ホームWi-Fi / ドコモ / モバレコAir など
向いている人2年以内に引っ越す / 工事ができない・待てない
向いていない人家族4人で同時に動画・ゲーム・テレワークをする
※A8リンク未設定のため公式サイトに移動します
光速シミュレーター

家族のスマホは、どこが多い?

タップするとシミュレーターへ。キャッシュバックまで含めて、年間いくら下がるかを計算します。

出典・参考
シミュレーター